ivataxiの日記

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2019-01-22から1日間の記事一覧

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スズメが減っている

全国津々浦々をウラウラ~♪と、数えて回ったのではないようだが「スズメが減少している」もようという。どんな模様なのだろう?スズメの巣の数を調査して、鳥の数を推量したようだ。スズメの餌場も減り、結局、自然が壊れたからなのか?・・壊れた・・なんて…

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太ったスズメ

太ったスズメ 秋の終わりに太ったスズメたちを見た。お米の収穫時におこぼれを頂戴するからなのか?それとも、冬に向け脂肪をつけておくのが本能なのか?やけに丸いおなかは分厚い財布が入っているみたいで、ペンギンを思わせる。あまり太ると飛ぶのには適さ…

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海草を食べるカラス

海草を食べるカラス 車に鳥のフンがついている。ありふれた光景だ。乾いてこびりついたフンを、少し水でふやかしてから洗い流したりする。おそらくカラスのフンだろう。良く見ると、中に海草が含まれていた。カラスは雑食とは聞いていたが、どうして海草なの…

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ペンギンがいなくなった

ペンギンがいなくなった。 初め、ペンギンたちは人間の存在を知らなかった。自分たちと同じように、二足歩行する人間という生物を見た時、きっと親近感を持ったのだろう。仲間と思い近づいたのだろう。そんな無防備なペンギンたちを、人間は大量に捕獲・殺戮…

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ひばり

ひばり 初めて授業を無断でさぼった。大学2年のゴールデンウィークあたりだった。大学1年の学校祭で知り合った彼女と、ずっと一緒だった。そんなことも初めてだった。随分とオクテである。外に出てみた。公園のブランコに乗った。田んぼのあぜ道を、二人で歩…

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トンビを飼った人

トンビをひなから飼った人。小さいうちは良かったが、大きくなるとえさが困った。スズメを良く捕まえてえさにしたが限界があった。トンビが大人になって山に放した。餌をもらえると思ってしばらくの間は、突然山から下りて来て肩に止まった。えさをくれない…

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コツコツカァ~

信号待ちで「コツコツ・・カア~」という音が、いつまでも続いている。「おかしいなぁ~」と、周囲を見渡すと、銀行の黒っぽいガラスに映った自分の姿に、足でジャンプしながらクチバシでつっついているカラスがいたではないか。「ガラスに映った自分という…

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ビル風

太ったハトたちなのに、病院の7階の上下を「ビュンビュン」飛び回っている。不思議だ。どうやら、人間には見えないけれど、高いビルに吹き付ける風の流れは独特で、それをわかっているハトたちには、ヨットやグライダーの名手のように風を捕らえることができ…

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はと

7階だけど鳩はいる。鍵のかかったベランダはめったに人が来ないから鳩たちには安心らしい。「エサをあげないで」という張り紙がある。なのに鳩たちはメタボなのだ。羽根を広げグライダーみたいに降りるのは見たことがある。でも、よくここまで飛んで来たな?…

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ペンギン激減

ペンギン激減 初めペンギンたちは人間の存在を知らなかった。自分たちと同じ二足歩行する人間という生物を見た時、きっと親近感を持ったのだろう。ある意味仲間と思い近づいたのだろう。そんな無防備なペンギンたちを、人間は大量に捕獲・殺戮した。それでも…

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七面鳥

七面鳥 ラジオで聞いた話です。アメリカの開拓移民は最初食料に困ったので、アメリカ大陸の色んな物を試して食べたということです。その中に七面鳥/ターキーがあったので、初期の移民の人たちは救われたのだということです。そんなことを忘れないように、ま…

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救急車とトンビ

救急車とトンビのハマモり 救急車が止まり、しばらくして作業を終えて走り去った。「ピーポー・・ピーポー・・」という間の抜けた高い音がドップラー効果を伴い去って行く。その時空では、何を思ったかトンビが「ピーヒョロー・・ピーヒョロー」と、ハモって…

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ドライカレー

浜松の街も、今のように整備されていなかった頃だった。狭くて暗い雑然とした街路は人でにぎわい、街がクリスマスの飾りで彩られる頃にはいっそうカップルなどで華やいで見えた。ぼくを含め十人を少し超える団体が、そんなある日の更紗屋の店内の一角で、な…

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ダブルクラッチ

小学生の頃、父の職業をたずねられると、サラリーマンとか会社員と答えていた。周りの 子どもたちの父親の中には、取締役や社長などもいたものだから、少しでも耳に心地良い 表現を子どもなりに考えて、そんな答え方をしていたのだと思う。だが、実際はタク…

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カレーうどん

1993年。当時を「バブル崩壊」と、人は呼んだ。そんなある日、静岡から名古屋まで、高速道路なら二時間くらいかけてドライブに行った。あまり良くは知らないのだが、共通の友人がいて急に親しくなった友人の誘いで、名古屋まで車で向かっていた。その友人は…