ivataxiの日記

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コツコツカァ~

信号待ちで「コツコツ・・カア~」という音が、いつまでも続いている。「おかしいなぁ~」と、周囲を見渡すと、銀行の黒っぽいガラスに映った自分の姿に、足でジャンプしながらクチバシでつっついているカラスがいたではないか。「ガラスに映った自分という、バーチャルな存在」を、どうしても理解できない様子なのだ。信号が変わったので、車を走らせた。だが、しばらく「コツコツ・・カア~」という音は、後ろで続いていた。カラスは、とても利口な鳥と聞いている。でも、少し可愛いらしい一面もあるんだなぁ~と思った。