ivataxiの日記

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no5

シャネルのラッキーナンバー?no5
結局、結婚・出産という、当時の女性としての、ごく当たり前の幸せには恵まれなかったシャネル。だが、素晴らしい恋人たちとの出会いと、事業達成ということに関しては、時代のずっと先を歩いた女性だった。単なる貴族の愛人だった頃に、既に彼女のファッションは周囲の関心を集めた。彼女のデザインさせた帽子が、後の帽子店の成功に繋がる。あとは、オートクチュール・カバン・香水・・。様々な分野を彼女はずば抜けたセンスで踏破して行った。有名な香水「シャネルの5番」が誕生したのも、当時最先端の科学者との恋から生まれたという。最初の作品になぜ「No.5」のネーミングだったのか?それもなぞなのである。だが、彼女は「私が孤独なのは、しし座だから」とか「No.5は、私のラッキーナンバー」というような、言葉を残している。まるでごく一般的な女性のように、占いや縁起をかつぐという一面もあったようで・・・。でも、それが成功にもつながっていることは否めない。