つけ麺

つけ面　インスタント編
インスタントラーメンを極めよう・・という、そんな崇高な志を抱いたというのではないが、仕方なくというか自然な成り行きで、多くのインスタントラーメンを食べた。カップヌードルというのは、贅沢な感じで、袋入りが主流であった。現在も、価格はそう変わっていないようで、過去の物価と比べると、割安感がある。普通のインスタントラーメンは、ハンバーガー位の大きさのフリーズドライされた麺と、別にスープが入っている。それを、最終的には同じナベで煮込む・あるいは最後にスープの元を入れる。それが主流のインスタントラーメンの調理法なのだった。だが「つけ面」というのが、一時流行した。麺とスープを別の容器に分け、適度な量を取ってつけて食べる・・。これは、一風変わった食べ方で、新味があった。でも、なんだか面倒になり、また普通のインスタントラーメンにいつしか戻ってしまった。インスタントの世界に住む住人は、基本的にモノグサなのかも知れない。