ivataxiの日記

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四葉のクローバー伝説

四葉のクローバー みつけると幸せになるよ伝説
一日中お金など持たずに、外で遊んでいるだけで楽しかった、そんな頃、まだ大阪にも自然はたくさん残っていた。三つ葉はたくさんあるのだけれど「四葉のクローバー」というのは珍しいからなのか「みつけると幸せになるよ伝説」というのが、子供たちの間ではマコトシヤカに浸透していた。白い小さな丸い花のような部分は、女の子たちが、花の首飾りやカンムリにしていた。草をしばって、そこを通過した人を転ばすワナを作る子もいた。たぶん、それだけなら、夕方までには家に帰っただろう・・。だが、なかなか四葉のクローバーがみつからない時には、大人になってからならわかる、焦燥感や、遣り残したような気持ちにもなった。でも、見つけると、なんだか自慢したくなる・・。ズルをして、セロテープではっぱを四つにするという手もあるが、大切なことが何っだったかを忘れた時のような気持ちにもなる。せっかく見つけた四葉のクローバー・・母と二人住まいの男の子が「お母さんに幸せになって欲しい」と、プレゼントした・・という話を大人になって聞いたことがある。