ivataxiの日記

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大阪のホスピス

19年前おとうちゃんは、大阪のホスピスで亡くなった。何度もガンの手術を受けたが、結局お医者さんはサジを投げた。もう、言葉は出ない。機械で体を生かしているだけ。ナントカ、イマワノキワに間に合った。こちらを見る目を見つめて。「まだ、やりたいことがあったら、この体を使え!」と、いうと。テレパシーというのだろうか(もう喋れないから)「キーン」という、すごいエネルギーが、直接脳に伝わった。その圧力に、病室の壁に押し付けられた。その後、すぐ臨終を迎えた。急に体が小さくなった。肉体から何かが抜け出したのだろう。以来、たぶん、お父ちゃんがこの世で遣り残したらしいことを、この体を使ってやっている感じがある。いわゆる「乗り移られた感」である。夢にはっきり生前の姿で現れることもたびたびある。お父ちゃんの亡くなる少し前は、数珠が割れて飛び散ったり、テーブルの上の物が、急に落ちたり、ラップ音がしたり、心霊現象が頻発した。かなり、霊的な力のある人だったのかも?(ひいおじいさんは、護摩炊きで、先祖は村の祈りを担当していたという)