ivataxiの日記

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快速電車は混雑していた

快速電車は混雑していた。ボックス席に腰かけられて、半分寝たふり。混雑しているけど、携帯でうるさい人も少なく、ほぼ会話もない。赤ちゃんが突然泣き出した。少しして、近くの女性二人が「うちのも・・あのくらいの頃は、泣き止まなかったなぁ」と、思い出したようにいう。隣の女性も「うちなんか・・オシャブリしてくれなくて・・」と、やはり思い出した話をする。そこここで、同じように子育て中の奮闘記が語られだして、車内はにぎやかになった。赤ちゃんは相変わらず泣いていたが、車内の空気が暖かく変わった。