ivataxiの日記

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時間ですよ

向田邦子さん 「時間ですよ」 航空機事故


youtube動画の「時間ですよ」を検索して見ていた。同時代の多くがリアルタイムでこの場合を見たはずだ。というのも1971年にはビデオ録画という考え方は一般庶民には浸透していなかったハズだからだ。その時間リアルタイムにテレビの前にいなければ見ることができない番組の数々。翌日、学校で「見た?」という会話に参加できるかどうかの瀬戸際なのである。例えばドリフターズの「8時だよ全員集合」などはすごい視聴率のようだが一斉にどこかのテレビの前に国民の多くが座っていたという事実は笑うことができない話。恐らく一家にそう何台もテレビはなかった時代だから「お茶の間に家族が集合していた」という今では異様とさえ思える国民生活の変貌ぶりなのである。さてこの作品の脚本家は誰か?・・ウイキ調べ・・おお、向田邦子さん(1929~1981)なのだとか?どこかで聞いたことのある名前なのだが思い出せない。この名前は、脚本家というよりも小説家・エッセイストのジャンルとして記憶していたような・・。当時彼女はテレビのドル箱の脚本家でもあったようだ。もうすでに亡くなっている。「1981年の飛行機事故、台湾航空機会社遠東航空103便墜落事故1981.9.22金属疲労による空中分解、死者110名(乗客104名)、台北~松山、B-2603という事故の中の著名人」でもある。元来彼女は、飛行機嫌いなのに飛行機での移動・旅行が多く最後に亡くなったのも飛行機事故だったという皮肉な話だ。虫が嫌いで漢字の虫偏も嫌いだが「虹」だけは好きな漢字だったのだとか。「時間ですよシリーズ」以外にも「寺内貫太郎シリーズ」「パパと呼ばないで」などテレビ・映画・マスコミ媒体で寵児となった。結婚はしなかったようだが亡くなってから手紙などが公開にいたり彼女の生前の恋愛・恋愛観については取り沙汰されたという。公(特にマスコミ)の秘密の一つのようなのだが・・。