ivataxiの日記

絵 文章 映画

コンビニオニギリ

あまりコンビニで買い物はしないから聞いた話。オニギリというのは母親が作って持たせてくれると嬉しいのだが、食べる時に海苔が湿気てべたつくのは難点だった。コンビニでは100円ちょっとでオニギリが買える。オニギリの三角のゴハンの部分と、乾燥させた海苔の部分は直接触れ合わないようになっていて、食べる直前に合体させてゴハンに海苔が巻かれた風景に落ち着く。すると口に頬張る瞬間海苔が「パリ」っと音を立てるのだ。最初これが不思議だった。中は梅・おかか・シーチキンなどなど豊富なバリエーションだが、人気の具が早く品切れとなるから、その辺は中心の頭脳が品切れを起こさない工夫をしているに違いない。お米も近くの農家というより、交渉に交渉を重ね(想像)特定の取引農家から大量に安く仕入れるのだろう。最初は「とりあえず食べられれば」で満足だった。だが、今では「美味しくなければオニギリを名乗ってはいけない」のレベルにまで庶民の舌は肥えているのだ。コンビニ同士同じエリアにひしめき合っているから、商品開発も真面目にやっているに違いないと・・これも想像なのである。