ivataxiの日記

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ワンマンバス

郊外に住むと自家用車がまず必要だ。でも維持費がかかるからウチは1台しかない。同時に家人が使う場合、家の中の順列に従うとぼくは歩きとなる。電 車は1時間に3本あるのでまだしも。バスは日中2時間に1本とかしかない。少し早くバス停で待つが、乗り過ごして次のバスを待つか・・どの道待つ。時間の ロスが多い。待合のベンチはせいぜい3人座れば一杯。先に老人が座り話に花が咲いている。少し離れて電柱にもたれて待つ。iphoneをいじっていると ちょうどいい時間だ。運転手さんの真後ろの席は、タイヤの上だ。少しせり上がっていて「幼児・老人はやめよう」みたいに書いてある。無理して登るが景色が ほぼ見えない。バスの横の景色は住宅街など平面的な感じ。老人たちでもいつも乗っているから、バスのプリペイドカードの扱いが上手だ。珍しくコインで払う 人もいるが、今ではカードが主流のようだ。バス停の時間表をiphoneで撮影する・・というのはなかなか悪くないワザだ。運転手さんはコイン・お札・ カード・整理券などを一人でこなす。テープでアナウンスが流れるから少しは楽もできるが、ワンマンバスはドラムセットの楽曲と似ている。しかも、運転もしなくてはいけない。バスガイドさんが復活してがま口を開いてお金を受け渡しするという時代からはどんどん遠くなる。「トトロ」の中に出てくる田舎のバスには女性の車掌さんが乗っていた。田舎のバスには欲しいアイテムのようにも思うのだが。