ivataxiの日記

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真っ赤な鳥居

JR弁天島温泉には赤い鳥居がある。といっても、駅を南に降りると、マンションやホテルの壁面が拡がるだけで、その向こうに行かないと湖は見えない。湖の果てには世界で1番長いコンクリートの橋がある。その橋は少し前まで有料道路だったのだが、今では無料の自動車専用道路である。湖ほ果ては海と繋がっている。500年位前に海とつながったようだが、関心がある人は検索してみて欲しい。「今切」(いまぎれ)という呼び名だが「今切れた」と500年前の人々がつぶやいたのだろうか?コンクリートの橋よし少しJRの駅に近い湖面に赤い鳥居が浮いて見えるが、たぶん地面にしっかり固定されているのだろう。その赤い鳥居はあまりにもそこにあるのが自然に感じる。太古の昔からあった・・と聞いても信じるハズだ。でも、観光関係の考案でつい最近できたようである。江戸時代に動物が過剰に保護された時代があり、四足を食べてはいけなかったようだ。そういう時には飢饉も来るようで、海の漁もサッパリで、陸の食物もわずかということが重なるようなのだ。干潟や小さな島のような所で、隠れて四足を食べたというやましさがあり、不漁も重なり祈る気持ちから神社が祀られたとも聞いた。そんな史実・伝説・伝承と結ぶならそこに鳥居があっても自然な気もするのだ。世界一大きなコンクリートの橋をバックに真っ赤な鳥居がライトアップされる様は、浜名湖でも自慢のシーンの一つだ。