ivataxiの日記

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セルボ黄緑色550cc

セルボ黄緑色550cc


そういえば昔乗っていたことを思い出した。国産軽自動車のスポーツカー「セルボ550cc」。どうしてもスズキのクルマが好きというのではなく、面白い形なので興味を持った。自動車板金屋の当時の知人宅に置いたあった。というか、無造作に庭に放置されていた。お互い飲んでいて「あれくれない?」「いいよ」という話がシラフに戻っても生きていて、車体は無料だが走れるように修理して車検・ナンバー登録もして自分でクルマを取りに行く・・という苦難と数十万円の料金が発生した。「名車フロンテクーペ360cc」はジュージアーロのデザインだとか聞いたことがあるが、このセルボはその流れを汲んでいても彼の名前はついていない。フロンテクーペはRR(リアエンジン・リアドライブ)で、ボンネットにはスペアタイヤが入っていたとか?車体が小さく軽く低いポジションなので、箱根の下りではそこらのスポーツカーのも道を譲らなかったという伝説がある。そして、あまりに攻めこんで前が軽いため、転がった・・という伝説もある。海外に輸出バージョンは1000ccのエンジンで、あまりに軽いフロントには重りを付けたとか・・この幻のクルマを逆輸入して欲しかった。ともかく、そこから550ccに大きくなった物が廃車になっていたという長い時間が経過している。三島まで高速道路に乗った。帰りは調子よくスポーツカーのような音になっていた。マフラーが落ちていたのだ。古い軽自動車はすべてその傾向があるかも?斜面の上りで雨に降られ、エンジンが止まった。知人に押してもらった。車庫でギアが2速から抜けなくなった。ずっと、2速で家まで戻った。後ろにもわずかに人が乗れるということにはなっていたが、せいぜい助手席にもう一人乗れるていど。トラックの下に入ってしまう事故が多く、軽自動車のスポーツカーが減ったのもこの辺りにあるのかも?同じ速度でも目線が低いから二倍位に感じる。体感が面白い。RRのふるスペックをいかんなく発揮できるほど車体が新しくないし、腕もないからついに下り坂で転がることもなかった。まだあるが、この辺で・・。