ivataxiの日記

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松任谷由実さん

ラジオで松任谷由実さん。「声」についてだった。子供時代に声を録音するというのは特別なことだった。父親が戯れに彼女の声を録音した時に、自分の声を聞いて違和感を覚えたようだった。確かに変わった歌声だと思うが周囲にイヤな印象は与えないマレな声の持ち主だと思う。人の声は空気を伝わって聞こえるが、自分の声は頭蓋骨も伝わって聞こえるものと重なるから自分の声は単に録音のソレとは違う。キャロルキングの歌に自分の声と似た物を感じ、彼女の曲を歌った。ビブラートがちりめんのように細かい地声なのを平坦にあえて訓練でならしたという。すごく高い声も出るようだが、あえて低めに押さえているようでもある。キャロルキングで自信を得て、今、荒井由実松任谷由実の声を聞くことができて良かった。