ivataxiの日記

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東洋の魔女

朝のNHKテレビで「河西選手」を扱っていた。「東洋の魔女」と呼ばれ東京オリンピックで女子バレーボール金メダルのキャプテンだった人だ。「回転レシーブ」という言葉がキィワード。大松監督の「根性バレー」率いる女子戦士たちだ。一度敗れていたソ連(現在のロシア)に、勝利したキィワードが「回転レシーブ」背の高い相手のサーブを拾って拾って拾いまくる。そのためにフライングレシーブ(ボールに飛びつく)では、何度も来る玉を追いかけることができない。回転して立ち上がればまた次が拾えるという考えだ。最後にソ連が「オーバーネット」で日本の接戦による金メダル。そのすぐ後、ブロックのオーバーネットは緩くなったから、少しルール改正が早ければどうなっていたかわからない。接戦で揺るぐメンバーの中で際立って冷静だった河西選手「あれだけの練習をしてきたのだから決して負けない」という自信があったのだという。回転して拾い、追いつめられて惑わないその凛とした姿、まさに「東洋の魔女」という名前にふさわしいのかも?