ivataxiの日記

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新幹線話

ラジオ(ラブラジ・ウンチク王)で新幹線50回目のお誕生日話。
当時、白は電車の色には使われなかった。ブレーキの時に出る鉄粉で車体が汚れるから、白は使われなかったのだとか。でも、ブレーキを電気的に制御できるように変わり鉄粉が減ったようだ。「もう一色は何色にしようか?」ということがなかなか決まらなかった。誰かのタバコをふかしていたそのパッケージの色が深い青だったので満場一致で「濃い青」に決まったのだとか。そのタバコの名前を聞き忘れた。

新幹線が登場して良かったという人ばかりでもないようだ。
ビジネスマンは以前、東京大阪間は「一泊」できたようだ。ゆっくり宿泊して食事や飲食の楽しみのゆとりがあっただろう。でもほぼ二倍の速度の新幹線が大阪東京間日帰りを可能にした。途端に宿泊はなくなり、ビジネスマンは翌朝も出社ということに。「わたしらは新幹線に働かされました」と、リタイヤ組の男性はいう。

最初の顔は丸い鼻?で丸い目?の丸い顔?だった初号機。次第に顔が鋭さを増して、尖ったくちばしの鳥のようになったかと思うと、今ではアヒル口?にも見える。(顔の部分が前後により長くなって、客室は減ったのかな?)そのデザイン担当者のもう1つの顔が「バードウオッチャー」だった。鳥に造詣が深く、鳥のくちばしの合理的美学を心底知り抜いていたからのデザインだったのだとか?アヒルの次は、まさかペリカンではないだろうが。