湖のクイ

「あれは何だったの？」という感じで、浜松上空を上陸してかき乱して関東に向かう台風18号を特に引き止めるでも無く見送った。浜松に用事があり、いつもは電車なのだが「今日に限ってぇ～♪（荒井由実風）」自動車で行った。クルマのFMラジオ「FMハロー」で「東海道線が豊橋から熱海まで止まっている」と知った。「クルマで良かった」と、改めて偶然に乾杯（運転中は乾杯はダメダメ）。海側の弁天を通っても良かったが、奥浜名湖から行った。新しい斜面は植物が生い茂っていないからか、土砂崩れがあった。古い道にはしっかり植物が根をおろしているからか土砂崩れはなかったが、古い木が折れて落ちている。天気の日には浜名湖の水面は美しい。だが、誰がかき混ぜたのか水の色は「香港からマカオに向かうフェリーから見た水の色」と化していた。湖面に突き出したクイのそれぞれにはカラスやカモやカモメなどが自己主張して止まっていた。水が濁っているからお魚も見えないだろう。