ホームカミングデー・イブ

大学の「ホームカミングデー」が毎年この頃で、近年、良く通っている。「ぜひ来て下さい」とは誰にも頼まれていない。後輩や同級生が教授だったりのお年ごろ。その前日に車で行って、大学には足を踏み入れなかった。こっちが1つ年を取るたび、学生との年齢差が後戻りできない。駅から急勾配の通学ルートの最後の「心臓破りの階段が厳しい」。車だと学生時代徒歩しか移動手段のない移動速度とのギャップがある。「アパートからこんなに近いのか？」とか「ここにあったひなびたスーパーがコンビニに」という変化を見る。いつもは「中井」で降りて川沿いを下るルートだが、今回は横浜方面から伊勢原経由で川沿いを上るルートだった。住んでいた辺りにバイパスの終結点ができていた。「ここはガススタだったのに、マクドナルドになっている」と、同好会の人がいう。そうそう、同好会のメンバーとガストで会ったのだ。以前はホットドリンクバーとアイスドリンクバーに分かれていたと思った。でも、現在はアイスでもホットでもお替わり自由となったようだ。一人でお替わりに立つので慌ただしいテーブル模様となる。バイトは現役大学生っぽい。バイトの確保は全くイージーのようだ。そういえばこっちも良い爺？そんなに良くない爺なのだ。ホームカミングデーにキャンパスを「リア充全開」で闊歩できる身分でもないのである。