ivataxiの日記

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図書館戦争

有川浩さん作の「図書館戦争」の小説かマンガを見たことがあった。それが映画になるとは、と思っていたら地デジ放映されたので録画。だいぶ時間が経過してしまったがようやく見た。原作も少し小さめの男性と体の大きな女性だったが、岡田さんと栄倉さんがキャストで納得。最初に読んだ当時は「図書館を武力で守るなんてことないか」と、安易に読んだ。最近ではネットも言論も自由ではなくなりつつあり、この映画が単なる娯楽SFではないと思える。インドでも中国でも過去の日本でも「焚書坑儒」があった。今知る歴史もどこかの段階で時代を制した覇者が書き換えた記録を事実と思ってありがたく記憶しえちるのかも知れない。岡田さんはアクションもできるんだ?と、常々の努力が報われた感じが喜べる。栄倉さんも良くテレビなどで活躍されている。有川浩さんの原作は「空の広報室」などテレビ化された。この時代に合う作家さんだと思う。
地デジ録画で「図書館戦争2」みました。1と比べて血なまぐさいシーンは少ない。変わって女性の恋心描写が多かった。考えたら「有川浩」さんは女性作家でしたっけ。同じ話を男性が描くと少し違うかも?主人公がなぜ一冊の本を守るために必死になっていたのか?お母さんと最初に読んだ本につながる記憶、それが母子の本を通した共有の感情。お母さんに声を出して本を読んでもらった記憶って、本の内容だけじゃなくて包み込まれるような暖かい幸せな時間の記憶ですよね。