ivataxiの日記

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パンパスグラス

秋はやはりススキとも思う。でも、道端には「パンパスグラス」という、ススキが太ったみたいな植物が大きく目に入る。それは外来種で繁殖力が旺盛な種。アメリカタンポポもブラックバスも、純日本種をすっかり凌駕している感がある。パンパスというとちょっと紙オムツにも似て笑える。フワフワの豊富な穂先は、肌をなでて欲しくなるような、柔らかな印象がある。薄い緑の太い茎に、フワフワの穂先は「たくさんの魔女たちが、集会のため道端に乗ってきたホウキを突き立てて駐車?している」ようにも見える。人間も海外からの移住者が増えている。純粋な日本人は人口が増えないが、外国の人は繁殖力が旺盛だ。混血も含めるといつか、純日本人が希少な存在になる日も来るかも知れないここ日本なのである。