ivataxiの日記

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デビッドボウイさん

超イケメンの長身・白人男性が亡くなった。「デビッドボウイ」さん。てっきり元から歌手だったのかと思っていたら、サックス奏者からの出発でなかなか売れなかったようだ。名前を変えて「デビッド・ボウイ」でようやく売れ始める。グラムロック時代は「ジキー・スターダスト」など架空の人物にある時期なりきるというパターンがある。ベルリン時代には「シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き公爵)」を演じ、当局からはヒットラー寄りの人物と目されたからなのか「薬物中毒からの隔離」という名目で厭世状態になる。ジョンレノンとの「フェイム」や「レッツダンス」などは誰しもヒットチャートで聞いたはず。ソロになりコンサート活動中に動脈瘤で治療生活に。カムバックがないだろうとトリビュートアルバムを製作中に突如、youtube上に「フェアー・アー・ウイー・ナウ?」を発表。ituneチャート全世界1位。小さな成功の王様に甘んじることなく、すべてを脱ぎ捨てながらいつも自分を探して改革し表現し続けるというアーティストがいたことを、世界中が忘れない。