ivataxiの日記

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アランチューリング

エニグマという暗号解読機械の製作者「アランチューリング」の映画を二つ見た。といってもレンタルDVDだが。古いほうの映画では描かれなかった、同性愛者であるために、当時は投獄かホルモン注射の選択に、後者を選んだ。死後発見された時には「青酸化合物が塗られたリンゴ」がかじられた物が発見されたが、すぐに「自殺」ということで火葬にされたという。「アランは白雪姫に影響されて毒リンゴで死んだ」と、当時はまことしやかにささやかれ、母親に自殺と納得させたようだ。彼がいなかったら、現在のコンピューターが存在したのか?アメリカに渡ったフォンノイマン博士の方が早くコンピューターの論文を発表したようだが、詳細だったのはアランチューリングの論文だったとか?戦争中でなく、彼が数学に携わっていたなら、どんな風に数学・物理・化学、人々の生活は変わっていただろうか?現在なら、同姓同士の結婚を認める国もある。アスペルガーでも働ける企業もある。戦争とナチスがあったから、アランチューリングがこの世に生まれたという逆も考えられるが。コンピューターで有名なアップルのマークもかじられたリンゴだ。これはきっとアダムとイブの知恵の実つながりだろう。スティージョブズニュートンに感化されて「ニュートン」という機種も作っていた。だが、アランチューリングの白雪姫の毒リンゴとは、不思議なリンゴつながりだ。