ivataxiの日記

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レンタルおぢさん

ラジオで「レンタルおぢさん」の話をしていた。「ゆとりですがなにか」というドラマ(クドカン脚本)に、そういう設定のおぢさんが出てくる。ラジオで二人で話していて、それを見ていない方の人が「おぢさんレンタル?そんなの成立しないでしょ?誰がおぢさん借りるかな?」みたいに話がすれ違っていた。女性をレンタルというと法律で取り締まられそう・・という路線で、おぢさんを借りる人というお客さんのい層というと・・ちょっとヘンタイ路線。でも、ドラマではおぢさんはひたすら話を聞く仕事。いわば「カウンセラーのデリバリー」が、おぢさんの姿というジャンル。現在ゆとり世代の人々は、自分の両親や会社の上司に「レンタルおぢさん」に心を開いて話すような関係にはないのだろうか?ゆとり世代の親は、レンタルおぢさんのバイトをする求人誌必携世代でもある。現在の安倍氏官房長官の頃設定した教育の取り組みが「ゆとり教育」であり、彼が長期政権の総理続行中に「ゆとり世代」というワードが人気ドラマのタイトルにさえなってしまったというのも「不思議なオチ」というか「ブラックユーモア的展開」だ。だが、これはフィクションの話ではなく、現実も日本のありのままというところがドラマじゃないと感じる。