ivataxiの日記

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西行は桜を愛でた

西行は桜を愛でた。一人で桜を楽しんだが、多くの人が押し寄せる庵。離れて一人夜桜を愛でた。「桜が美しいために多くの人が訪れる。それが桜の持つ咎(とが/罪)」と思った。夢うつつに「老木の桜の精」が現れる。「桜の咎とは何か?桜はただ咲くだけ。それを美しいからと追い求めるのは人の心。桜の咎ではない」という夢見から覚めた。そこにはただ桜の老木が。