ivataxiの日記

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梅酒 ハイボール

オヤジはお酒に弱く、でも「梅酒ハイボール」だけは一杯だけ飲んでいた。一杯で数杯飲んだような赤い顔になった。体質なのだろう。母はお酒を飲んでも顔に出ない。ぼくはそっちに似た。理数系ではないから、計って料理などはあまりむいていない。梅酒も誰かが作ってくれれば飲むのだが、自分で作ろうとは思わない。ましてやお金を支払って買おうとも思わない。「ハイボール」は、ウイスキーの炭酸割りのことだろう。ウイスキー水割り時代から焼酎時代を経て、最近はハイボールという名前が浸透している。お陰で、ウイスキーの原酒が足りないこともあるようだ。新しく作っても飲めるまでには時間がかかる。子供時代には「梅酒ハイボール」をオヤジから飲ませてもらった。意外に好きな味だ。自分がオトナになった頃には「子供っぽい」と、飲まなかった。今では10年以上、お酒自体飲まなくなってしまったが。