ivataxiの日記

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坂の多い浜松

 

浜松 あまりに坂が多い
浜松は坂が多い。名前を覚えているのは「ひくま坂」「地獄坂」「おかめ坂」「うさぎ坂」など、主だった物だけ。700は坂が存在するらしいが、全部名前は知らない。なんでそんなに多いのだろう?三方原大地は都田あたりから段々、遠州灘に向かって低くなだらかに下がっている。浜松駅付近の伝馬町・伊場付近に大地の終点があるようだ。標高の高い場所(蜆塚)に縄文時代の跡があり、16000年の時を経てゆるやかに100m程海抜が下がったようなのだ。プレートがもぐりこみ、盛り上がったり、火山で隆起したり、色んなことがあって三方原の頂点ができたのだろう。ゆっくり海岸線が下がる過程で、台地の表面はきれいに磨耗してなだらかになったのだろう。井伊の谷と三方原の中間で、ナウマンゾウの化石が発見されている。中国・ユーラシア大陸からちぎれた陸地が戻って、現在の日本の元にくっついた接点がそこにあるのだろう。で、なだらかな坂が浜松には多いのではないか?という個人的見解。​