ivataxiの日記

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宮口

ZTEのスマホはいつまで使えるのだろう。写真をアップした「天竜浜名湖鉄道宮口駅」。JR新所原~JR掛川駅をつなぐ単線トロッコ列車西鹿島で、通称「アカデン」のエンテツ(遠州鉄道)に乗り換えれば「新浜松駅」終点はJR浜松駅まで歩いて数分の距離。日中クルマで訪れた宮口駅は、一時間ほどの間に一台も電車が通過しなかった。勝手に構内に入り撮影。待合にはたくさん図書館みたい本も並ぶ。地域バスは二本停まった。駅周囲を開発途中だ。今、北の高いエリアに浜松の若い世代は家を建ててラッシュ。311以来の海抜の低いエリアを避ける深層心理なのだろうか。また、これまで手付かずだった新都田あたりには、ホトニクス・ヤマハロボティクス・ローランドなどに代表される、今後伸びシロのある企業が広い敷地を陣取り合戦真っ最中。働き口が集中すれば、働く人も近くで新居を購入する。新しい街作りが見ていて楽しい今。だが、問題は交通網。かつてあった奥山までの「軽便鉄道」は、廃止されて久しい。バス路線も偏り、時間帯にもよるが、昼間は足の確保が困難だ。クルマに乗れる若い働き手は通勤でいなくなるから、残る無免許の家族は自助努力。新都田の一番北の果ては、意外にも天竜浜名湖鉄道に近い。常葉大学前やフルーツパーク、そして宮口。宮口まで行ければ、なんとかどこにでも行けそうだ。新東名ができて便利と交換に自然は減った。リアル里山が壊滅するのは時間の問題。海側は人が引っ越しているから、今後、里浜として自然を残すということも考えては。