ivataxiの日記

絵 文章 映画

柿本城址 1

柿本城は、遠州井伊谷の井伊家被官であった鈴木長門重勝が、三河遠江国境を把握するため、永禄11年(1568)に、徳川家康の命により、築城を開始したとされる。本城は標高190mを測る子路山(しろやま)山頂付近の端部に所在し、規模は150m四方に渡り、南北90mで東西約55mの長方形を呈する主郭と、その東西部の一段低い場所に腰曲輪が配置される。土塁などの遺構は認められず、防備の基本は、塀や柵を立て並べるものだと思われ、山城としてのその構築は、長篠の戦い天正3年(1575)以後と思われる。
鳳来寺山・資料・看板より)