ivataxiの日記

絵 文章 映画

テレビ 赤い帽子

テレビ。戦前の日本。学生だった頃、学校の美術の授業で「ありのままの日常を描く」というので「話す人」という、学生同士が討論するようすを描いた人が、警察に逮捕された。その絵の中の本が、当時危険思想である本だというのだ。もちろんそうではないが、自白しないと殴られて自白。投獄されたという。怒って「赤い帽子をかぶった自画像」を描いた。赤は当時「共産国」を意味するから、戦中にはそうとうな反抗。年老いた本人が語っていたから、命は助かったようだが。今の日本もどこか似ている。