ivataxiの日記

絵 文章 映画

六本木 かぐや姫

ロッポンギのかぐや姫
一本竹やぶの中に、光る竹がありました。割ってみると、中にはゴージャスで光り輝く女の赤ちゃんがブランドの肌着に包まれて入っておりました。子供のなかった老夫婦は天の贈り物と大切に育てました。カイワレダイコンのように素早く大人に育ったその赤ちゃんには「かぐや姫」と、名づけました。美貌を武器に並み居るお金持ちを手玉にとり、金品を貢がせたのでした。とうとう、ミカドならぬ「ロッポンギ」あたりのIT長者が、かぐや姫を自家用ヘリで迎えにやって来ました。年老いた夫婦は、短いけれど幸せだったかぐや姫との思い出に余生を暮らしました。一方、ロッポンギ住まいのかぐや姫の浪費は加速しました。すぐに、IT長者は没落・・。その後もかぐや姫はどこかの長者に貢がせているとか・・いないとか・・?