ivataxiの日記

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歴史は逃げない

歴史は逃げない

小・中・高、6・3・3の12年間。ぼくは関心のあることは夢中になるが、そうでないと勉強しない人だった。今もその基本は守っている。最近、歴史に興味が出始めて、何かと読んだり調べては自己満足している。「どうして学校の先生は、こんなに面白い物を、つまらない物と感じさせたのだろう?」という疑問が、今頃になってフツフツと沸きあがってくる。
一休さんのお話の中に、和尚さんはお出かけになる時「この壷に入っているのは、子供が食べると毒になるもの」と、いいのこした。小僧たちはその壷の中身に興味があるが、和尚さんがウソをいうハズもないから、まじめに食べないことにした。一休さんは、その壷に入っているのが、実は水あめだということを見抜いていた。和尚さんが夜な夜ななめていたのを知っていたから。「私が責任を持ちますから、みんなでなめましょう」と、すっかり壷はなめつくされた。
和尚さんが帰ると、小僧たちは泣いています。「どうした?」と、聞くと代表して一休さんが「和尚様の大事な物を壊してしまい、みんなで毒をなめて死のうとしました。でも、どうしても死ねないのでこうして泣いているのです」という。和尚さんは、自分が言い出したウソを一休さんにやりこめられて、グウの音も出ません。
というような話。
学校の先生も、勉強は「子供がしては毒」と思わせ、自分だけコッソリ夜の楽しみに、勉強していたのかも知れない。
理数系はどうもいまだにだめなのだが、クロスワードパズルや歴史を探ることには関心が持てることに気づく。
年はとっても、歴史は逃げない。

ベートーベン 鉛中毒

ベートーベン 鉛中毒

ベートーベンさんはワインが好きだったようだ。当時、甘みを出すために鉛が使われたそうだ。彼の髪の毛からは鉛がたくさん出たという。肝硬変で亡くなったようで、ワインを大量に飲んだだけでも肝臓はやられるのだが、死期を早めた可能性はあるかも?(ウイキ調べ)

秦の始皇帝 水銀

秦の始皇帝 水銀

秦の始皇帝は権力を手にした。残る望みは「不老不死」。そんな薬を求めて、徐福を海の東の鳳来山のある国(おそらく日本)の仙人に教えてもらって不老不死の薬を持って帰るように取り計らった。でも結局、徐福は戻らなかったけどね。始皇帝は「水銀」を不老不死の薬のように服用していたようなのだ。彼の墓に陶器の兵隊や人工的に作られた川などがあり、彼の理想郷のビジュアル化だったようだ。そこが水銀まみれだったようで、始皇帝は水銀崇拝していた可能性があるそうだ。死因の一つとされる。(ウイキ調べ)

蝉取り

セミ 蝉取り

昨日は、久々に元気なセミの音(ノドで鳴いているのではないらしい)が朝から騒がしい。おとといの記録的な大雨がウソみたいに晴れて、過度に気温が上昇した。たっぷりと水分を含んだ地面からムワッと湿気が地上を包み込む。だからセミが元気なのだろうか?所により、学校は夏休みだったりそうでなかったり。久々のセミの大きな音。と、思ったら、蝉取り少年も現れた。夏の思い出の始まりはじまり。

ラジオ いらないシナプス

ラジオ いらないシナプス

3歳までが大事。そうラジオで聞いた。「三つ子の魂100まで」という100歳現役社会の話ではない。脳の中にはシナプスという細胞がたくさん集まっていて、赤ちゃんの時にはすべて揃っているそうだ。でも、シナプスをたくさん持っていると脳にエネルギーがとられるから、いらない物は削除されるというプログラムらしい。コーラとハンバーグだけで育てられると、大人になってもコーラとハンバーグしか欲しくないことも。オオカミに育てられると、人間社会に保護されたあとも、オオカミのような振る舞いをするという実例も。絶対音感なども3歳までが重要とも。生まれてすぐ、耳の障害がわかった場合、手術で回復した場合と、手遅れの場合では、後に補聴器をつけても、脳が理解できないこともあるのはそのせいなのだとか。3歳まで。自分は取り戻せないが、大切な時期。