ivataxiの日記

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お隣に出た枝

お隣に出てしまった、木を切る。
自分を中心にすれば、よかったと思えることも、例えばお隣からは違って見えるということもある。お隣との境界線を越えて、木の枝およびその葉っぱが突き出ていたことを、お隣の助言で初めて知った。邪魔にならないように切ったものの、下手糞なバリカンの床屋みたいな仕上がりとなった。しかし、ハサミを研ぐのはこの上ない楽しみ一つなので、苦しみは浄化されるのだった。
所で、散歩道のフェンスから突き出した枝があった。ただの枝なら払えば良いのだが、その枝に限って、トゲトゲの一杯ついたバラの枝なのであった。自転車などで、夕方その近辺を走れば、いきなりノコギリで切りつけられたみたいな痛みが走るだろう。でも、その庭の持ち主には何もいえない・・。誰も怪我などしなければ良いのだが・・と、少し心配である。