ivataxiの日記

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刈田というと

刈田というと、寒々しい冬を思わせる言葉だ。せいぜい、セピア色の雑草が見える程度だ。だが、その一角に「一面黄色い畑」があった。早咲きの菜の花か?誰かが意図的に植えたのか?わからない。色彩の無い世界で、いきなり黄色い色が大量に目に飛び込むと、いささか驚く。だが、いやな驚きではない。希望の少ない世界に、一抹の希望の光を見つけたみたいだ。寒いけど、いつか春も来る!そんな予感が嬉しかった。