ivataxiの日記

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バウハウス全盛時代

最近の家は窓が小さい。壁の部分がより大きくなっているようである。だから見ると、1970年前後のコンクリートの建物を連想させる。でも、ビジュアル的懐古主義というのでもなさそうだ。1900年あたりのドイツ・バウハウス全盛時代ではようやく鉄筋コンクリートという当時の最先端技術で、オオカミさんが吹き飛ばそうとしても飛ばない子豚たちのお家ができた・・・的な建築様式が新しいムーブメントとして提案された頃だった。なぜかそんな印象にオーバーラップする最近の住宅は、あくまでも「最新の耐震構造に重きを置いたらこうなりましたとさ」という物のようなのだ。