ivataxiの日記

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高台移転

狭いエリアでもなるべく津波の来ない高台へ家を立てたいという若い世代の新築ラッシュ。311の津波映像を見るまでまったく人気のなかった高台の雑木林は切り開かれた。そして山はすっかり住宅地に生まれ変わった。最近、大雨が増えた。保育園に床上浸水がありテレビ中継があった。「畳が濡れてお昼寝ができない」という。これまでも大雨はあったが、こんなテレビ沙汰はなかった。そうそう、高台で切り開いたすぐ下の低地にその保育園はあった。今まで無用に見えた雑木林が大雨を吸って浸水を食い止めていたのかも知れない。でも、今ではすっかり山はコンクリートに包み込まれた出っ張りなので、大雨は吸い込まれずに低地に流れて溜まったということなのだろうか?