ivataxiの日記

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つる2の恩返し

つる2の恩返し
助けたツルは「恩返ししたいと思います。でも、決してこのフスマは開けてはいけません」といい、部屋にこもってしまった。何やら「カタン・・カタン・・」と、織物をするような音。気になって開けて見た。ツルは、すっかり全身の毛を脱毛して機織に向かっていた。すっかり毛がないツルは少し皮膚がピンクがかって、少し色っぽく見えた。「あれだけ開けてはいけなと・・」ヨヨと泣き崩れた。見ると、文化人・財界人・芸能関係の人のための高価なカツラが納品寸前の状態になっていた。「お前ツルじゃなくて・・ツルツルじゃないか?」・・心ない言葉がつい口をついて出てしまった・・。