ivataxiの日記

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花束を持つ人

花束を持つヒト 何かに卒業?
中都市の始発に少し早めに乗った。まだ、腰掛けている人は少ない。混み始めると、立つ人も出始めた。ドアに顔を向け、少しうつむいた若い女性。手には大きな花束。体をコキザミに揺らし、嗚咽の声も聞こえる。込み始めた喧騒がそんなドラマチックな光景を飲み込んだ。「何かに卒業したのだろうか?彼女・・」と、思った。