ivataxiの日記

絵 文章 映画

はげ山の一夜

禿山の一夜的昨夜の嵐
今朝は予報にもかかわらず、アッパレな晴れ。うん、メデタシ!結果オーライなのである。親知らず的・超個人的な痛みと格闘最低限の睡眠を確保する毎日だが、それに加え、昨夜は超大型(大クワガタとチョウチョが頭に浮かぶ)台風の通過するという夜だった。映画のすごい予告編を見てしまい、それでもなかなかロードショウを見れない時の興奮と似ている。雨が雨戸をたたき続ける音・空の高みに風の渦巻く音、やたらに騒がしい。ウトウトすると激痛で起き、朝までその嵐の通過する音の変化を聞いていた。多摩芸術学園という専門学校時代、学長は隣の洗足学園の人でもあった。(洗足学園は今では「ヒラハラアヤカ」さんの母校として有名)その学長にはデザインの授業なのに、クラッシックを良く聞かされた。その頃聞いた曲の中で・・「ムソルグスキー/禿山の一夜」というクラッシックの曲があり、なんだか昨夜は嵐と印象が似ていてか、台風が通過する間中、頭の中でその曲が繰り返し鳴り響いていた。外の異常にオドオドしたのか、それとも好奇心なのかネコが外と中を行ったり来たりする。帰ってくるたび、濡れた体をくっつけるので「ひっ!」と、飛び上がる・・そんな繰り返しの夜だった。・・でもどんなすごい嵐のあとにも、朝はやって来るらしい。