ivataxiの日記

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うばざくら

うばざくらというと、少し美しくない桜のことかと感じる。ラジオでウンチクがあった。江戸時代には女性は結婚すると「お歯黒」にした。せっかく美しい歯を黒く塗るのだ。もし現代にもその風習が残っていたとしたら、テレビには若くてもオハグロのモデル・歌手・俳優が「結婚している」ということを周知することになる。きっと奥さんに他の男性から声をかけないようにという宣伝なのだろう。女性の平均寿命は今では80歳を超えるが、江戸前後には医療も発達していなかった(JINはタイムリープしていなかった?)ので40歳前後だっただろう。10代前半での結婚もあっただろう。20歳は現代はやっと成人式だが、江戸時代では「年増」となる。20歳を超えたばかりのオハグロの乳母というのもアリでしょう?ともかく乳母(姥)は、オハグロで歯が見えない。姥桜(うばざくら)も、花が目立つが葉が見えない。「歯」と「葉」が隠れて見えないところにかけて乳母と桜で姥桜と隠語的に広まった名前のようだ。