ivataxiの日記

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惜しげない美しさをさらす白百合

惜しげない美しさをさらす白百合

曲がり角には、斜面があり、その土手のような部分には、ビッシリ雑草が生えている。遠目には、ライトグリーンで心落ち着く色合いだ。そこに凛と背筋を伸ばした、まだ咲く寸前の白百合が、数本並んでいた。少し日陰の時で、誰がその美しさを予期して、この角を曲がるだろう・・という場所に、惜しげもなくその生来の清楚な美しさをさらしているのだった。アルバイトさんの笑顔の中に、時折キラリとした人を見た時の予期しないさわやかさだった。