ivataxiの日記

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カナブン

カナブン

カナブンという甲虫は、たぶん良く目にするだろう。玉虫色のコガネムシよりは少し大きく、カブトムシよりは小さい、セピア色の甲虫なのだ。車でいうと、軽よりは少し大きいエコノミータイプ(1000から1500ccくらい)というところだろうか?もし捕まえても、カブトムシほどには自慢にはならず、無罪放免、解きはなたれるだろう、少し地味な存在の虫なのだ。サイクリング好きなある男性の知人は、休日にはヘトヘトになる位自転車に乗って、ソコココを走っているのだが、疲れてあくびをした時に何かが口の中に飛び込んで来たという。出してみると、噂のカナブンだった、という。見るには小さくても、味わうにしては、チト・デカクないか?とも思える大きさなのだ。個人的には、子供にはわからないセピアな感覚をどこかに感じる、少し渋い大人のカナブンさんだなぁ?と、少し距離を保って付き合って行きたいような存在感を感じるのだが。