ivataxiの日記

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戦前の足音

先日亡くなった野坂昭之さんは「ほたるの墓」の作者だったそうだ。戦争で義理の妹さんを亡くした実体験がベースになっているという。最近の彼は能天気に見えるテレビでは。でも亡くなる前に「戦前の足音が聞こえる」と語っていたそうだ。能天気な彼ではなくあまり見せたことのない本質的に戦争を知って憎む本来の彼が言い残した言葉のように思う。そう現実にならないことを祈る。