ivataxiの日記

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ドクダミの庭

ドクダミの庭

義母が生前「ドクダミ」をたくさんとって、それでお風呂に入れてくれた。名前は怖いがドクダミの花は小さくて白い可憐な花だ。すりつぶして、布に包んでお風呂に入れておく。草の匂いだ。甘みのないお湯。体がツルツルして気持ちが良い。慣れると「ドクダミ」の香りもいいものだ。
そのドクダミは庭の北側の狭い場所に繁茂する。狭いので取るのも難しい。毎年、ドクダミのお湯はこの時期の恒例行事だった。すでに義母も数年前に亡くなった。ドクダミが繁茂した北側の庭は、下水工事の関係もありコンクリートで固めてしまった