ivataxiの日記

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きたろうエピソード1

鬼太郎のパパ 鬼太郎エピソード1
現在のアニメなどのイメージでは、ゲゲゲの鬼太郎も、目玉親父である鬼太郎のパパも、なんだか可愛い。水木しげる氏は多分天才・・いや、鬼才という方が良いのかも知れない。もしも戦争がなければ、彼は平和に浸りのんびり画壇で油絵を描いて・・「日本のセザンヌ」というような人になっていたのかも・・と、想像する。彼の戦争の実体験や、子供の頃の怖い話などが、彼の中で熟成した物が漫画という形になって現れたのだろう。鬼太郎はお母さんから生まれた時に、お母さんは亡くなっていたのでは?両親ともライ病か何かで、体が崩れてしまっていたのではなかったかな?お父さんは体が腐って片方の目だけがポトリと落ちてしまう。本体であるお父さんは絶命するのだが、残った片目が父親の意思を引き継ぎ、鬼太郎を立派な妖怪に育て上げる・・という「エピソード1」だったように思う。壮絶さここに極まれリ的な画像は、一度見たら子供はうなされた程の衝撃であった。・・そして時代が流れ、アニメ化された鬼太郎から見始めた世代は「可愛い」キャラと思うのかも?それに、少し奇妙でオドロオドロしい位が、現代ではフツウに感じる気もする。(記憶が定かでなく曖昧な記載です・・いつもか?)