ivataxiの日記

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子供の頃には、良く「カキ氷」を食べた

子供の頃には、良く「カキ氷」を食べた・・といっても、凍らせた柿ではない。また、冷房の効いた部屋で食べる「フラッペ」とも違う。古い機械で、まだ氷屋さんがあった頃、大きな氷から鋸で切り出した氷のブロックを機械に乗せる。「シャ~コー・・シュ~コー・・」と、荒削りな氷の削ったのが、ガラスの安っぽい平たい皿に盛り上がる。おばさん(おじさんでも可)は、一旦、盛り上がった氷の山を軽く押さえる。そして、もう一度氷をかいて、さらに山を膨らませる・・。・・そう、子供は夢が膨らむ一瞬だ。シロップは何にしよう?・・すでに、考えている。アッカンベェ~すると、舌の色がイチゴ・メロン・レモンの赤・緑・黄色が染まっている。何を食べたかは隠しようがない。「ミルク」「宇治金時」は、金額が別格。「いつかは食べてやる!」という、青雲の志を持つのだが・・時はるかに過ぎ・・いまだに「宇治金時」未体験派なのである。そう、もう宇治金時を食べてもバチは当たらない年齢ではあるのだが・・。