ivataxiの日記

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ココロ」を「クモザル」たちが食べる

「ココロ」を「クモザル」たちが食べる・・・猶予は一日。肉体は生還したというのに、生還後「ココロ」がはがれ「クモザル」に食べられた人たちは、いわゆる「植物状態」となるようだ。本人にはココロを探し、魂と合致させるという術はなかった。翌日、家族が見舞いに来てくれてよかった。肉体・魂・ココロが、あやういながらも、合致したのだ。でもそれは、家族の力だけでもなかったようだ。仮にその力を「金剛如来」と名づけてみた。戦いの神が戦って救ってくれたと、何となく覚えている。何人かナースが交代でベッドに付き添ってくれたようなのだが、ひときわ強いオーラの人を見つけた。「コノヒトダ」と、口に出さずに感謝した。病院には、はがれたココロ・ココロを食べる存在クモザルもいるのだが、救ってくれる強い魂の軍団たちも存在してくれている。自分たちの中の「軍神」に、気付かず、偶然と思って病院に集まって来た医師・看護婦・スタッフさんなど、救う魂たちが、弱った患者のココロを救っていることを実感した。