ivataxiの日記

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蜘蛛の糸

蜘蛛の糸 ドイツ


誰だったか有名な小説家の書いた「蜘蛛の糸」というお話は、マジメに読みたいと思わなくても教科書に載っていた。助けた蜘蛛が、天国に登るための蜘蛛の糸で助けた人間を救うという話。良かった・・と思うのは速い。後ろを振り返ると亡者たちが自分たちも天国に登りたと糸をたどって登って来る。助けた男は「この糸はオレのだ」と、下の亡者にいう。すると「あっそ。あんたその程度の人間なのね。わかったわ」と、糸は切れて、みぃ〜〜〜んな地獄に落ちた・・というような内容だったと思う。
今回、難民はドイツを目指した。メルケルさんは可愛い顔の女性だが「この者たちはドイツ国民ではない」と、おっしゃったのだとか。確かに違う国民だからある意味正しい。今回、VWジーゼル数値化改ざん問題は、世界の自動車産業・株価・うちの夕食にまで波及するはず。中でもドイツという独り勝ちの国・国民に多大な影響を及ぼすだろう。「蜘蛛の糸」の話をちょっと思い出した。