古墳

ヒストリア　古墳

NHKヒストリアを録画で見た。二倍速だから音声がいくぶん高い。前方後円墳というのは教科書で見たことがある。ぼくには鍵穴のように見える。ピラミッドほどには有名ではないが、それが日本に存在する意味と価値まではわからない。今では権力者も前方後円墳は作らなくなった。曽我氏かららしい。最後の古墳は、すでに埋葬された大君の墓よりも40年前後新しい曽我氏の石棺が奥に置かれた。権力の移行がここで起き、以来、前方後円墳は作られなくなった。方墳へと変化。佛教を取り入れ寺院が残る。中国を中心に考えると、東に不老長寿の国があったと考えられたようだ。古墳の内部には、埴輪とか絵が残り、考古学者たちはストーリーを共有した。船で黄泉の国・あの世・理想国へ時の権力者をいざなうということを真剣に信じていたようだ。死者は死後の世界でも、この世と同じ権力を持ち、同じ世俗の楽しみを継続すると信じたようだ。ともかく、過去に日本で権力者が外国から上陸して古墳を残したということだけは事実のようなのだ。