IQはいくつ

あなたのIQはいくつでしょうか？100くらいが平均で、それ以下だとちょっと心配なのだとか。「フォレストガンプ」という映画は、最初、IQ70前後の心配な少年で、足には歩行のための固定具をして将来を危ぶまれる印象を画面に描いていた。肉体を提供して無理やり学校に入れる母親。母子家庭？イジメで追いかけられて、逃げていいるうちに固定具がはずれ、異様に早い足に気付く。大学のフットボールでも足の速さが光る。兵役で負傷兵となり生き残るベトナム。「ラブピース」の頃のヒッピー文化のさなか、彼はなぜだか走り始める。彼の後ろには多くの人が帆走。アップルの株は急上昇、エビ取りの仕事も大きく繁盛。恋人と子供をもうける。子供はまったくの健常。ガンプは「バカ」といわれると「バカな行いをする人がバカです」と、切り返す。良い大学を出ているのにバカな行いで人生を棒に振る人も多い。恋人は死に、残された息子をスクールバスに乗せると、帰ってくるまでベンチだ待つガンプは、話を聞いてくれる人にかれの半生を話す。あまりに途方もない話に、多くの人は「まさか」と、離れていくが本当の話。ガンプがほしかったのは、彼が得た富と繁栄と名声ではなかった。ごく当たり前の「IQ100」だったのかも。多くの人は五体満足でIQも100前後だろう。でも「それがなんなの？」と、当たり前に思うのかもしれない。知人の多くは先生に「君のIQはずば抜けている」と、呼び出されて聞かされたという。「そうなんだ？」。残念ながらぼくにはそういう特別な体験はなかった。「赤点」という実態なら詳しく体験したが。