ivataxiの日記

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本多宗一郎さん 帽子の角度

町工場から急速に世界に打って出た「ホンダ」。いつも工場の帽子をかぶっていたそうだ。機嫌がいいか悪いかは「帽子のツバの角度」でわかったとか。機嫌が悪い時には怒鳴られる。機嫌がいいと近づいてもかまわない。従業員はみな「帽子の角度」を見て対処。でも、本人はまったく気にせず帽子をかぶっていたようなのだ。烈火のごとく怒っても、あとで「すまなかった」と、あやまる。従業員たちはそんな宗一郎を「オヤジ」と、呼んでいたのだとか。