ivataxiの日記

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七夕 今

かつて天帝が、織姫とけん牛を離して、一年一度「7月7日のたなばたの夜だけ天の川の水を減らして会うことを許した」という伝説。
最近は織姫も布を織るのも機械化された。時間ができて遊ぶのが忙しくなった。
けん牛も、今では牛ではなく機械。トラクターや自動車などが天界でもはばを聞かせる。原料は雲だから無限にあるし、雲の上の世界は太陽がいつもさしているから太陽光は使い放題だ。
今年の「7月7日」には、織姫もけん牛も出会わなかった。天気が悪かったからだろうか?いや、それぞれ楽しいことが一杯で、わざわざ会いに行かなくても人生謳歌できているようなのだが。 この終わり方でいいのだろうか?